2012年 5月
ラン科の多年草。エビネは日本各地の山林に自生している野生ランです。キエビネ、キリシマエビネ、ジエビネなどのほかに、自然交雑種などがあり花の色や形が異なる様々な種類があります。ニオイエビネは伊豆諸島の特産種で、独特な香りが特徴です。近年、ニオイエビネからは様々な品種が作出され、パステルカラーの色調と特有な香りで人気が出ています。写真の花も人工交配によって育成された交配種です。
photo & script: T. MUKAI