球根ベゴニアは、アンデス山地原産の球根性のベゴニアから19世紀にイギリスで産み出されました。その後、各国で品種改良が進み様々な種が複雑に掛け合わされた結果、今ではいろいろと変化に富んだ品種が作られています。
茎が直立する「立ち性」と、しだれる「下垂性」のタイプに大きく分けられ、写真のベゴニアは「下垂性」のタイプです。花の大きさは5cm~25cm、一重咲き、八重咲き、バラ咲き、など様々な花型があります。近年、花の豪華さと豊かな花色で人気があります。植物園などでは、毎年、ベゴニア展が開催されていますし、観光地などにはベゴニア園が開園しているところもあります。
photo & script: T. Mukai