花き研究所

シンビジウム (Cymbidium)

2013年 12月

2013December

12月になるとカトレア、胡蝶蘭と並んで花屋さんの店先やホームセンターなどでよく見かけるようになります。シンビジウムは洋ランの中では比較的育てやすいので、一般の家庭に広く普及しています。原産地は、主に東南アジア一帯ですが、この仲間は日本にも数種類が自生しています。
園芸品種のシンビジウムは、東南アジアを中心にタイや中国などに自生する原種をもとに改良されてきたもので、現在では多くの品種があります。近年はカスケードタイプと呼ばれる花が垂れ下がるものに、人気が出ています。花の仕立て方も、花が垂れ下がったように見える仕立て方が多くなりました。

photo & script: T. Mukai

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