果樹研究所

一押し旬の話題

2013年8月26日

ブドウとアボカド

ブドウ

シャインマスカット
シャインマスカット

ブドウが旬を迎え、様々な色や形をした品種をそろえ、お店に出回っています。
ブドウは、わが国では生果で15~16万トン生産されています。主な産地は、山梨県4万トン、長野県2万トン、その他、山形県、岡山県、福岡県などとなっています。
また、国内での出荷時期以外には、海外からも輸入されており、チリから約1万トン、アメリカ9,000トン、その他にメキシコ、南アフリカなどから入ってきています。

ちなみに世界のブドウ生産は中国900万トン、イタリア700万トン、アメリカ670万トン、フランス650万トン、スペイン600万トンなどとなっており、ほとんどがワインなど加工用に使われています。

ブドウでは、「シャインマスカット」と言う品種を知っていますか?
「巨峰」、「ピオーネ」、「デラウェア」などには知名度で負けていますが、今、色んなところで話題となっています。
「シャインマスカット」は果樹研究所で育成し、2003年に命名登録された品種です。皮ごと食べられ、マスカットの香りのする美味しいブドウです。

「シャインマスカット」は2008年には20ha、2009年60ha、2010年110haと順調に生産を増やしてきました。お近くのスーパーでも、並べられるようになりましたので、ぜひとも、美味しさを味わってみてください。

ここでは、果樹研究所育成の赤、緑、黒の大粒で美味しいブドウを写真で紹介します。「クイーンニーナ」、「シャインマスカット」、「ダークリッジ」です。



クイーンニーナの結実状 シャインマスカットの結実状況 ダークリッジの結実状況
「クイーンニーナ」、「シャインマスカット」、「ダークリッジ」の実

 

アボカド

アボカドの花
アボカドの花

近頃、アボカドがいつでも店頭で見られるようになりました。
アボカドはメキシコや中央アメリカが原産で、3m以上にもなる大きな樹ですが、その実は『森のバター』と呼ばれるように、脂肪の多い果実が実ります。
日本では、以前は『ワニナシ』とも呼ばれていました。
果実の肌がワニの肌に似ていたことからついた英語名のAlligator pearと言うのを直訳したものでしょう。

果肉はきれいな緑色~黄色で、ビタミンEも沢山含まれています。サラダ、サンドイッチ、寿司などにうまく合う果実です。わさび、醤油で食べるとマグロのトロのような味をしています。

アボカドの結実状況 
アボカドの実

 

多くはメキシコから輸入され、年間5万トン程入ってきています。次いでアメリカ5,000トン、ニュージーランド700トンと続いています。消費者の人気も高くなっているようで、輸入量は毎年増えてきています。

果樹研究所の興津拠点(静岡市)内に植えてあるアボカドの樹を紹介します。5月頃に黄緑色の小さな花が咲きます。果実が実って、11月頃には落果してしまいます。

アボカドはエネルギーが高く、夏バテ防止にも効果があります。近頃は、輸入される果実の日持ちも良くなってきまし、値段も手頃ですので、ぜひお味見してみてください。

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