「ソルガム」からエネルギーをつくる
バイオエタノールの原料として、トウモロコシやサトウキビなどが主に用いられていますが、我が国では「ソルガム」(モロコシや・コウリャン<高粱>ともよばれている)を原料の一つとして選び、研究が進められています。


家畜のエサとして、日本各地で様々な品種が育成されているソルガム。中には背丈が4mを超える品種もあり、大量の糖やセルロースを必要とするバイオエタノールの原料として非常に有望です。
現在、ゲノムについて研究した成果をもとに、より多くの糖分をためる品種、病気に強い品種、刈り取った後も再生する品種など、原料に最適なソルガムの品種改良が進められています。
環境に優しいエネルギーの開発は大切だけど・・・
環境に優しいエネルギーの開発は大切だけど、そのために食料や家畜のエサが不足するようだと意味がないよね。そこでゲノム研究を活用し、たくさん収穫できて、よりバイオエタノールの原料に適したソルガムを作り出そうとしているんだ。
