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食品ナノテクノロジープロジェクト

(更新:2010年08月25日)

Q&A:D-01

Q

「ナノテクノロジー」を初めて提唱した人は誰ですか?

A

1959年にリチャード・ファインマン教授がアメリカ物理学会の講演で、ナノの世界ではマクロな世界とは違った性質が現れ、その研究は人類にとって有用であると主張しました。1974年に谷口紀男教授が国際生産技術会議で、「ナノテクノロジー」という言葉を使って、2000年には加工精度が1nm程度になり、そのための総合的な技術開発が必要であると提案しました。エリック・ドレクスラー教授は、1986年の著書「Engine of Creations (創造する機械)」で自己複製可能な分子ナノテクノロジーの概念を発表し、専門家でない人たちにも衝撃を与えました。