生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和2年度遺伝子組換えイネ(スギ花粉ペプチド含有イネ及び ノボキニン蓄積イネ)の栽培管理及び交雑調査結果について

農研機構生物機能利用研究部門は、令和2年7月7日(火曜日)から遺伝子組換えイネ(スギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネ)の第一種使用等(※1)による栽培を、農研機構観音台第1事業場高機能隔離圃場(以下、観1隔離ほ場)、観音台第2事業場隔離ほ場(以下、観2隔離ほ場)及び観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場(以下、観3隔離ほ場)の3か所で行ってきました。

この度栽培を終了しましたので、種子等の拡散防止措置、花粉飛散による交雑調査の結果及び収穫以降の処理等についてお知らせします。今年度は、スギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの栽培管理を同時に行ったことから、これらの栽培実験の栽培管理及び交雑調査結果をまとめて公表いたします。

詳細は別紙をご覧ください。

なお、農林水産省「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」(※2)に基づき実施したモニタリング措置による交雑調査の結果、交雑粒は見つからなかったことをお知らせします。

  • 1 : 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(水田)での使用
  • 2 : 農林水産省「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」:
    http://www.affrc.maff.go.jp/docs/anzenka/GMsaibai.htm#ssn