農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第120号 (2020年3月号)

目次

1)トピックス
2)新技術の紹介
3)農村工学研究部門の動き
4)見学だより
5)つれづれなるままに
6)農村の生き物たち

1)イベント情報

■退任のご挨拶

 農地基盤工学研究領域 農村工学研究部門長 土居邦弘

(ご挨拶)

■科学技術広報研究会の「休校中の子供たちにぜひ見て欲しい科学技術の面白デジタルコンテンツ」に農研機構から「3匹のこぶたで学ぶ農業用水」が掲載されています

新型コロナウイルス感染症対策のため、現在、多くの学校が臨時休校となっています。農研機構も参加している科学技術広報研究会(JACST)では担当者有志により、自研究機関の動画等をまとめて紹介する「休校中の子供たちにぜひ見て欲しい科学技術の面白デジタルコンテンツ」が公開され、農研機構からは研究紹介動画「3匹のこぶたで学ぶ 農業用水」がサイトに掲載されました。

 研究推進部 研究推進室渉外チーム

(関連資料)

2)新技術の紹介

■(お知らせ) マンホール型漏水モニタリング施設を用いた小口径管路の維持管理方法の提案- マンホール型モニタリング施設の設置マニュアルを公開 -

農研機構は、漏水事故の早期発見や原因究明が期待できるマンホール型漏水モニタリング施設の設置マニュアルを公開しました。
本マニュアルは、作物の栽培に必要な灌漑用水を配水する小口径パイプライン施設の保全や塩ビ管の破損事故を予防するために役立ちます。

 研究推進部 研究推進室渉外チーム長 猪井 喜代隆

(関連URL)

3)農村工学研究部門の動き

■農業土木展示室(埼玉県川口市)で「農工研コーナー」の展示を開始しました

3月3日から、関東農政局土地改良技術事務所の農業土木展示室に「農工研コーナー」を開設させて頂き、常設展示を開始しました。
最新の研究成果として、ICT水管理(圃場水管理システムの実機など)や管水路の漏水探査ロボット(原寸大模型)等を展示しております。
ご自由にお取り頂ける説明資料のほか、実機や模型を直接ご覧頂ける機会ですので、お近くにお越しの際には是非、お立ち寄りください。

 技術移転部 移転推進室長 中野明久

(関連資料)

4)見学だより

■農村工学研究部門および食と農の科学館の見学をしばらくの間休止しています

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、農研機構ではしばらくの間農村工学研究部門だけでなく、機構全体および食と農の科学館の見学の受け入れを休止しています。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  研究推進部 研究推進室渉外チーム

(関連URL)

5)つれづれなるままに

■とあるおっさんの四方山話
第25回「駅のホームに残る担ぎ屋さんのための台」

前回の本記事第24回で常磐線のことをつづってみたら、ある方から駅のホームにあった担ぎ屋さんのための台のことが書かれていないという指摘を頂いた。担ぎ屋さんとは、主に農家の女性が自分の家で獲れた野菜や自家製加工品などを担いで都会のお客さんを廻っていた行商のことで、早朝の常磐線にも担ぎ屋さんが多く乗車していた。その担ぎ屋さんのために上りホームには荷物を置く台が設置されていた。この座るには高すぎる奇妙なベンチのような台、今は常磐線の駅からは姿を消している。しかし、我孫子から分かれる成田線の駅にはこの台が今も残っていることに、最近気がついた。そこで、成田線に残るこの担ぎ屋さんの台めぐりに出かけてみた。その結果を紹介したい。

 とあるおっさん

(関連資料)

6)農村の生き物たち

■農村の魚 ~ナマズ~

農村でみられる魚の中でもお馴染みで、童謡の歌詞に出てきたり、キャラクターになっていたりもします。かば焼きや天ぷらなどの様々な料理で食べられていて、ウナギの代わりになるのではと期待されています。

 水利工学研究領域 水域環境ユニット主任研究員 渡部恵司

(関連資料)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集発行】
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究推進部 研究推進室 渉外チーム