ポイント
- 農研機構では、弁理士法人と連携してフリマサイトに出品される無許諾で増殖された疑いのある種苗の監視活動を強化します。
概要
農研機構では、これまでも農研機構育成の登録品種について、フリーマーケットサイト(以下、フリマサイト)で違法な出品がないか監視を行ってきましたが、無許諾で増殖された疑いのある種苗がフリマサイトに出品されている事例が続いていることから、弁理士法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARKと連携を開始し、監視活動を強化することとしました。無許諾で増殖された疑いのある種苗については、フリマサイト運営会社に通報・協力を求め、侵害が確認され悪質なものについては、法的措置をとることとしています。
また、本年度から取組を開始した育成者権管理機関支援事業実施協議会(代表機関:農研機構)では、同弁理士法人と連携して、フリマサイトで取引される種苗について、違法な出品がないかの監視活動を新たに始めます。
登録品種を育成者権者の許諾なく増殖し販売する行為は、育成者権の侵害行為に当たり、種苗法違反ですのでご注意ください。
<参考>
農研機構 プレスリリース『育成者権を管理する法人の設立に向け、関係者と「育成者権管理機関支援事業実施協議会」を立ち上げ育成者権管理の取組を開始』
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/naro/157751.html
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