プレスリリース
(お知らせ) 第14回農研機構東北農研市民講座のご案内

- 気候変動に備える - 将来、作物の生育や収量はどのように変わるか -

情報公開日:2017年6月 5日 (月曜日)

ポイント

  • 7月1日 (土曜日) に、農研機構東北農業研究センター (盛岡市下厨川) において、第14回農研機構東北農研市民講座を開催します。
  • 今回は、「気候変動に備える ―将来、作物の生育や収量はどのように変わるか―」をテーマとして、気候変動が作物の収量や品質へ及ぼす影響や将来予測、農業分野における気候変動に対する適応の研究等についてご紹介し、意見交換を行います。

概要

農研機構東北農業研究センターでは、地域の皆様に農業研究開発の取り組みをご理解いただくために、研究者が専門分野の話題を中心に親しみやすくお話しする「市民講座」を、を実施しています。第14回目は以下のとおり開催します。

日時

平成29年7月1日 (土曜日) 9:30~10:30

場所

農研機構東北農業研究センター    北辰興農閣    研修室     (岩手県盛岡市下厨川字赤平4)

テーマ

「気候変動に備える ―将来、作物の生育や収量はどのように変わるか―」

CO2濃度上昇など温室効果ガスによる温暖化や異常気象等の気候変動は、作物の収量や品質に大きな影響を与える可能性があります。その影響は、作物の品種や 栽培管理の方法によっても違ってくることから、今後の気候変動に対応するには、将 来の作物生産に与える影響を予測するとともに、収量や品質の低下を回避するため の技術開発が必要です。本講演では、気候変動に対する農業研究の最近の取り組 みを中心に取り上げ、将来の作物生産がどう変わるかをご紹介します。

会場にご用意するお茶やコーヒーを飲みながらリラックスした気分でご参加下さい。

話し手

農研機構東北農業研究センター 農業気象グループ長   長谷川 利拡 ( はせがわ    としひろ )

定員

50名   (事前申込みが必要です)

対象

どなたでも参加できます (小学生以下は保護者同伴)

参加費

無料

参加申込み方法

  • 住所、氏名 (ふりがな)、電話番号をご記入のうえ、6月29日 (木曜日) までに、できればメールでお申し込み下さい。電話でも受付します (平日9時~17時)。
  • 希望者多数の場合は、先着順とさせていただきます。

参加申込み・お問い合わせ先 (開催事務局)

農研機構東北農業研究センター   企画部産学連携室

    • メール: www-tohoku@@naro.affrc.go.jp
      (このアドレスはコピー&ペースト後に@を一つ削除してから使用してください)
    • 電話: 019-643-3573
    • ファックス: 019-643-3588

詳細情報

今後の「農研機構東北農研市民講座」の開催予定

回次 講演開催予定日
(第1土曜日)
9:30-10:30
講演者 テーマ (仮)
第14回 7月1日 生産環境研究領域 農業気象グループ長 長谷川 利拡 市民講座 気候変動に備える
-将来、作物の生育や収量はどのように変わる-
第15回 8月5日 畜産飼料作研究領域 飼料生産グループ長 藤森 雅博 今、注目されているススキ
-バイオ燃料や建材等への活用-
第16回 10月7日 企画部産学連携室 農業技術コミュニケーター 兼 畑作園芸研究領域露地野菜グループ 村山 徹 野菜苗への施用でリン酸肥料を削減する
-ネギなどは定植前の施用が効果的-
第17回 11月11日 生産基盤研究領域 農業経営グループ長 笹原 和哉 稲作生産コストの国際事情
-日本、アメリカ、イタリアを比較して-
第18回 12月2日
企画部産学連携室 農業技術コミュニケーター 兼 畜産飼料作研究領域飼料生産グループ 魚住 順 大豆を牛のえさにも活用する -栄養豊富な国産飼料として-