土壌環境研究領域では、重金属や放射性物質などの土壌環境における動態を解明し、安全性を確保するための研究を実施しています。
土壌環境研究領域長
土壌環境研究領域の研究職員
農環研特別研究員
- 林 晋平
- 須田 碧海
最近の成果 ( プレスリリース より )
- 福島第一原発原子炉から地上に降り注いだ放射性微粒子の正体を解明(共同発表) (2016年2月)
- 「土壌攪拌(代かき)による放射性物質低減技術の実施作業の手引き」を公表 −表土削り取りや反転耕が適用できないほ場に効果的!− (共同発表) (2016年1月)
- カドミウム汚染水田浄化専用のカドミウム高吸収イネ「ファイレメCD1号」を開発 (2015年7月)
- カドミウムをほとんど含まない水稲品種 「コシヒカリ環1号」 (2014年1月)
- 放射性セシウムの 「水による土壌撹拌・除去技術」 の除染効果の実証試験結果 (2013年2月)
- コメのカドミウム汚染をなくす遺伝子を発見(共同発表) (2012年11月)
- 農地、森林での放射性セシウムの挙動に関する農環研のレビューに高い関心 ―農作物汚染の低減と農地除染のための基礎的知見を整理・提供― (2012年7月)
- カドミウムをほとんど含まないコシヒカリ、イオンビーム照射で作出に成功 ―安全なお米を生産現場から食卓へ― (2012年3月)
- 土壌洗浄法によるカドミウム汚染水田の実用的浄化技術を確立 ―低コストで水田土壌のカドミウムを除去― (2010年8月)
- カドミウム高吸収イネ品種によるカドミウム汚染水田の浄化技術 (ファイトレメディエーション) を開発 ―新たな低コスト土壌浄化対策技術として期待― (2009年8月)
- 稲のカドミウム吸収に品種間差異があることを明らかにし、玄米カドミウム濃度が低い系統を開発 (2008年12月)
- カドミウムで汚染された水田の土壌洗浄法による修復 (2005年7月)
最近の成果 ( 研究成果情報 より )
- コシヒカリ環1号を判別できる DNA マーカーとその利用方法に関するマニュアル(ver1.0)を公開 (2014)
- ヒ素をメチル化する根圏微生物の単離とその分子機構の解明 −稲に含まれるメチル化ヒ素の謎に迫る− (2014)
- 多検体分析に適したコメ中ヒ素化合物の分析法の開発 (2013)
- 水稲根を覆う鉄プラークによるヒ素の不溶化 (2013)
- イオンビームを利用した低カドミウムコシヒカリの開発 (2012)
- イネでは第 I 節位で穂へのカドミウム輸送が制限されている (2012)
- コメのカドミウム汚染をなくす遺伝子を発見 (2012)
- 農業環境中の放射性物質長期モニタリングデータの活用 (2011)
- カドミウム汚染水田の実用的土壌浄化技術 −ファイトレメディエーションと化学洗浄法− (2011)
- イネ品種間でカドミウムの動きの違いを観察する (2011)
- 塩化鉄によるカドミウム汚染水田の実用的土壌洗浄技術 (2010)
- 土壌中におけるジフェニルアルシン酸の化学形態変化とイネへの移行 (2010)
- スズメノナスビの根によるカドミウム吸収抑制を可視化 (2010)
- 農作物中のカドミウム低減対策技術集 (2010)
- 窒素・酸素安定同位体自然存在比を用いた地下水中の硝酸イオンの起源推定と脱窒過程の評価 (2010)
- イムノクロマトキットを用いた農産物のカドミウム濃度の簡易測定法 (2010)
- 全国土を詳細に区分できる包括的土壌分類第1次試案 (2010)
- カドミウム高吸収イネ品種によるカドミウム汚染水田の浄化技術(ファイトレメディエーション) (2009)
- 主要穀類および農耕地土壌の人工放射性核種(90Sr、137Cs)分析データのインターネット上への公開 (2009)
- 玄米カドミウム濃度を制御する新規の遺伝子座の同定 (2009)
- 稲やナスのカドミウム集積は導管にカドミウムを輸送する能力に支配される (2009)
関係するウェブサイトなど
(公開中のデータベース)
(情報サイト)
(プロジェクト研究のページ)