物質循環研究領域では、農業活動が物質循環に及ぼす影響を解明し、負荷を軽減する技術を開発するための研究を実施しています。
物質循環研究領域長
物質循環研究領域の研究職員
- 秋山 博子
- 朝田 景
- 江口 定夫
- 麓 多門
- 林 健太郎
- 板橋 直
- 加藤 英孝(併任)
- 岸本 文紅
- 南川 和則
- 三島 慎一郎
- 中島 泰弘
- 中村 乾
- 大浦 典子
- 須藤 重人
- 常田 岳志
- 和穎 朗太
- 吉川 省子
農環研特別研究員
専門員
- 坂西 研二
最近の成果 ( プレスリリース より )
- 温暖化により土壌有機物の分解がどのくらい加速されるか その要因を解明 ―地球温暖化予測の精度向上に役立ちます― (2013年8月)
- 中干し期間の延長で水田から発生するメタンを削減 ―水管理による温暖化対策― (2013年6月)
- 根粒菌による温室効果ガスの削減 −微生物による世界初のN2O削減技術を開発− (2012年11月)
- 食料生産・消費に伴う環境への窒素流出と水質汚染の変化を推定するモデルを開発 ―将来の食料需給や農業生産の変化が環境に与える影響の予測への利用が期待― (2009年8月)
- 農耕地から発生する温室効果ガスである亜酸化窒素の発生量を正しく推定 −施肥法改善による抑制の可能性も明らかに− (2006年4月)
最近の成果 ( 研究成果情報 より )
- 土壌中CO2発生量鉛直分布の推定方法の開発 (2014)
- 水田流域の水動態予測のための SWAT モデル改良 (2014)
- 畜産事業場に対する亜鉛と銅の排出原単位の推定と農地河川における亜鉛による生態リスク評価事例 (2014)
- ヒ素をメチル化する根圏微生物の単離とその分子機構の解明 −稲に含まれるメチル化ヒ素の謎に迫る− (2014)
- ガスクロマトグラフのためのガス自動注入装置(RoVi) (2014)
- 水田土壌からのCO2放出量とその日変動・季節変動を解明 (2014)
- 土壌の炭素貯留に最適なイネ残渣の燃焼・炭化程度を解明 (2014)
- 水田のデータベースと数理モデルによるメタン排出量の広域評価 (2013)
- 黒ボク土の団粒構造の階層性を解明 (2013)
- 高CO2濃度によるイネ葉身の光合成増加は高水温条件で抑制される −開放系大気CO2増加と水地温上昇処理の実験から− (2013)
- 水田の窒素動態の予測精度の向上には大気と地表のガス交換の再現性が鍵となる (2013)
- 水稲の光合成速度と気孔開度の比例関係は野外群落条件でも成立する −水田の水利用や収量の予測に貢献− (2013)
- 多収性イネ品種「タカナリ」の高い光合成能力は高CO 2濃度条件でも発揮される (2013)
- 畑土壌における古細菌群の動態と硝化への寄与の可能性 (2013)
- LEACHM の改良による黒ボク土畑からの窒素溶脱予測 (2013)
- 水田の中干し延長によるメタン発生量の削減 (2012)
- 温度上昇が土壌炭素の分解をどのぐらい加速させるかを決める要因の解明―土壌炭素動態モデルの精緻化に有効― (2012)
- 世界で初めての微生物を用いた温室効果ガス・N2O の削減法を野外で実証 (2012)
- 水田からのメタン発生量を少ない頻度で精度良く推定するための測定スケジュール (2012)
- 高 CO2 濃度によるコメの増収効果は高温条件で抑制され−岩手と茨城で実施した FACE 実験から予測、品種による違いも確認− (2012)
- 土壌群別の作物生産、肥培管理と作土中の可給態養分量をまとめたデータベース (2012)
- 中干し期間の延長による水田からのメタン発生の削減 (2011)
- 栽培中のイネの光合成産物は水田から発生するメタンの主要な基質の一つである (2011)
- イネ生育期間中のCO 2・温度上昇は水田からのメタン発生量を大幅に増加させる (2010)
- 「三次メッシュ気象値ファイル」のWEBブラウジング化プログラム (2010)
- 化学肥料の施肥由来のアンモニア発生インベントリー (2010)
- 日本の農地土壌の物理的性質データベース SolphyJ の作成 (2010)
- 窒素・酸素安定同位体自然存在比を用いた地下水中の硝酸イオンの起源推定と脱窒過程の評価 (2010)
- 浅層地下水を通じた環境負荷物質の混合・減衰と濃度分布を面的に予測するためのGISモデル MacT の開発 (2010)
- 農地由来の硝酸性窒素による地下水汚染リスク評価システムRealNの開発 (2010)
- 温度が土壌からの温室効果ガスの発生・吸収に及ぼす影響を自動連続測定できる実験装置 (2010)