大気環境研究領域では、大気環境と農業生態系との相互作用を解明し評価するための研究を実施しています。
大気環境研究領域長
大気環境研究領域の研究職員
農環研特別研究員
最近の成果 ( プレスリリース より )
- エルニーニョ/ラニーニャと世界の主要穀物の生産変動との関係性を解明 (2014年5月)
- 世界のコムギとコメの不作を収穫3か月前に予測する手法の開発 ―季節予測による穀物の世界的豊凶予測― (2013年7月)
- 高CO 2濃度によるコメの増収効果は高温条件で低下 ―気候の違う2地点のFACE(開放系大気二酸化炭素増加)実験により確認― (2013年3月)
- 50年後に想定される高いCO 2濃度条件下では、コメの高温障害はさらに進行 ―2010年の猛暑下における FACE 実験結果から予測― (2011年6月)
- 農業環境に関する基本情報を提供するWebサイトを公開 (2011年6月)
- 農環研がイネの生育状況を推定できる気象データベース 『MeteoCrop DB』 を公開 ―イネ生産への温暖化の影響を解析するために― (2009年3月)
- 農環研などが2007年夏季異常高温下での水稲不稔率の増加を確認 (2008年3月)
最近の成果 (研究成果速報/研究資料)
最近の成果 ( 研究成果情報 より )
- 土壌中CO2発生量鉛直分布の推定方法の開発 (2014)
- モンスーンアジアの農地蒸発散量とCO2交換量の監視・公開システム (2014)
- 水田流域の水動態予測のための SWAT モデル改良 (2014)
- ダイズの主要生産国における収量変化の要因解析 (2014)
- 気候モデルの全球陸域の日射量予測値が公表されていない場合に代用の日射量を日最高・最低気温から推定するモデル (2014)
- 気候変化と播種日の早期化が過去27年間の米国トウモロコシ収量に与えた影響 (2014)
- エルニーニョ/ラニーニャの発生による主要作物収量への影響見通しを得るための全球マップ (2014)
- 水田土壌からのCO2放出量とその日変動・季節変動を解明 (2014)
- 高CO2濃度によるイネ葉身の光合成増加は高水温条件で抑制される −開放系大気CO2増加と水地温上昇処理の実験から− (2013)
- 水田の窒素動態の予測精度の向上には大気と地表のガス交換の再現性が鍵となる (2013)
- 作物気象データベース『MeteoCrop DB』改訂版 −最新データの提供でイネの生育診断や高温対策への利用が可能に− (2013)
- 水稲の光合成速度と気孔開度の比例関係は野外群落条件でも成立する −水田の水利用や収量の予測に貢献− (2013)
- 多収性イネ品種「タカナリ」の高い光合成能力は高CO2濃度条件でも発揮される (2013)
- 世界の主要生産地域における過去25年間の主要作物の推定収量データベース(全球作物収量データベース) (2013)
- 世界の食料生産予測に利用できる過去50年間の全球日別気象データベース(GRASP) (2013)
- 世界のコムギとコメの不作を収穫3か月前に予測する手法の開発 (2013)
- ガスフラックスの長期観測により、国内採草地の温室効果ガス収支をはじめて評価し、一酸化二窒素の排出係数を算定 (2013)
- 異なる2方式の渦相関法によるメタン発生量測定値の互換性を確保するデータ処理手法の開発 (2013)
- 温暖化研究のために、農耕地を代表するアメダス気象観測点として「農耕地モニタリング地点」を選定 (2012)
- 高CO2 濃度によるコメの増収効果は高温条件で抑制され−岩手と茨城で実施したFACE実験から予測、品種による違いも確認− (2012)
- 四国では水田面積の減少が過去20年間の夏季の気温上昇に大きく寄与していた (2012)
- 気候モデルが出力する気温などのデータの統計的誤差を補正するプログラム (2012)
- 気候変化に伴う極端な降水や乾燥についての高解像度予測データセット (2012)
- 栽培中のイネの光合成産物は水田から発生するメタンの主要な基質の一つである (2011)
- 登熟期間の平均日最低気温と積算日射量で九州の県別一等米比率の変動を説明するモデル (2011)
- 九州では過去29年間でコメ外観品質に影響する水稲登熟期間の日射環境が顕著に悪化した (2011)
- 広域水稲生育・収量変動予測モデルの自動校正およびシミュレーションプログラム (2011)
- 日本における気候変化の農業影響と適応・緩和策を評価するための地点・日別気候変化シナリオデータセット(ELPIS-JP) (2011)
- 気温や降水量がダイズやトウモロコシの収量に与える影響のマップ化 (2011)
- 遺伝子組換え水稲と非組換え水稲の広域での交雑率を簡便に推定する指標を開発 (2011)
- 全国土壌温度図の作成と公開 −詳細な土壌温度図が「土壌情報閲覧システム」で閲覧できます− (2011)
- 防風ネット・防風植生による交雑抑制効果を評価する数値モデル (2010)
- イネ群落内の微気象を捉える自立型気象観測パッケージ「MINCER」 (2010)
- 気象、土壌、農地利用、温室効果ガスに関する情報をまとめて取得できるwebシステム(gamsDB) (2010)
- 国際観測ネットワークでイネの高温障害を解明する (2010)
- 広域水収支モデルにより天水田地帯の水稲作付面積を推定する (2010)
- イネ生育期間中のCO 2・温度上昇は水田からのメタン発生量を大幅に増加させる (2010)
- 「三次メッシュ気象値ファイル」のWEBブラウジング化プログラム (2010)
- 日本の水田と黒ボク土畑に適合する改良RothCモデル (2010)
- ガスフラックスのモニタリングにもとづくイネ単作田の年間炭素収支とその年次間変動 (2010)
- 温度が土壌からの温室効果ガスの発生・吸収に及ぼす影響を自動連続測定できる実験装置 (2010)
- チベット高原における草原生存極限(草線)の気候条件 (2010)
- WEB上で手軽に実行できる渦相関法データ処理システム (2010)
