生態系計測研究領域では、リモートセンシングや GIS (地理情報システム、Geographic Information Systems)を利用して農業生態系を計測し情報化する手法、および農業環境情報を解析するための数理的・統計的手法の開発に関する研究を実施しています。
最近の成果 ( プレスリリース より )
- 世界中の農業環境の変化を衛星画像で見よう! ―高頻度観測衛星データによる 「”世界の農業環境” 閲覧システム」 の公開― (2014年1月)
- 農環研が 『農業と環境の空間情報技術利用ガイド』 を刊行 ―リモートセンシング、GIS、GPSの利用法を解説― (2011年11月)
- 農村環境の生きものデータバンク RuLIS(ルリス) を Web で公開 ―日本全国の生物調査データを登録・共有できます― (2011年8月)
- 衛星画像で東南アジア山岳焼畑地帯の炭素蓄積量の実態を明らかに ―宇宙から地球環境リスクをとらえ持続的な農林生態系管理シナリオを提示― (2008年7月)
- 農環研が明治初期の関東地方の土地利用を閲覧できるシステムを公開 ―現在と120年前の土地利用状況を容易に比較― (2008年4月)
最近の成果 ( 研究成果情報 より )
- 土壌中CO2発生量鉛直分布の推定方法の開発 (2014)
- 根におけるケイ素吸収・輸送モデルの開発とイネがケイ素を多く吸収できるメカニズムの解明 (2014)
- ダイズの主要生産国における収量変化の要因解析 (2014)
- 気候変化と播種日の早期化が過去27年間の米国トウモロコシ収量に与えた影響 (2014)
- エルニーニョ/ラニーニャの発生による主要作物収量への影響見通しを得るための全球マップ (2014)
- 世界の主要生産地域における過去25年間の主要作物の推定収量データベース(全球作物収量データベース) (2013)
- 世界のコムギとコメの不作を収穫3か月前に予測する手法の開発 (2013)
- 衛星搭載合成開口レーダによる水稲生育・収量特性の広域評価手法 (2013)
- リモートセンシングによる植物群落クロロフィル量の高精度汎用評価モデル (2013)
- 衛星画像による “世界の農業環境” 閲覧システム (2013)
- 衛星リモートセンシング技術を用いて米国トウモロコシ単位収量を広域把握する (2013)
- 交雑抑制管理技術のための開花重複度評価指標 (2012)
- ハイパースペクトルリモートセンシングによる作物特性評価法とその水稲生育診断・収穫管理への応用 (2012)
- デジタルカメラを活用した作物生育モニタリング (2012)
- 遺伝子組換え水稲と非組換え水稲の広域での交雑率を簡便に推定する指標を開発 (2011)
- 高頻度観測衛星データ(MODIS)を用いて作物生育の時空間変化を評価する (2011)
- 水田で使用する農薬の河川における濃度変化を予測し地図上に表示するシミュレーションモデルの開発 (2010)
- 道路沿いのセイヨウナタネは草刈りなどの攪乱が多い環境に生育しやすい (2010)
- 生物多様性に関する情報を収集、蓄積、提供するためのWEB版農業景観調査情報システム(RuLIS WEB) (2010)
- 「谷津田」に代表される枝流水田の分布状況の空間指標としての役割 (2010)