有機化学物質研究領域では、農薬などの化学物質の農業環境における動態を解明し、そのリスクを評価するための研究を実施しています。
有機化学物質研究領域長
有機化学物質研究領域の研究職員
JSPS特別研究員
農環研特別研究員
最近の成果 ( プレスリリース より )
- 夏季に北日本水田地帯で発生が見られる巣箱周辺でのミツバチへい死の原因について (2014年7月)
- 「低濃度エタノールを利用した土壌還元作用による土壌消毒」のマニュアルと技術資料を公開 −人と環境にやさしい新たな技術− (2012年9月)
- 微粉末活性炭タブレット(錠剤)による水浄化技術を開発 ―水中の有害化学物質の吸着・拡散防止がより簡単・迅速・安全に― (2009年11月)
- 農環研がメラミン分解微生物を土壌中から発見 ―シマジン分解微生物との組み合わせでメラミンを完全に分解― (2009年3月)
- 農環研がコガタシマトビケラ幼虫を用いた農薬試験法マニュアルを公開 (2008年3月)
- 環境への負荷がより小さい低濃度エタノールを用いた低コストの新規土壌消毒法の開発 (2007年11月)
- 土壌残留農薬を吸収しにくいカボチャ台木でキュウリの汚染を低減 (2007年1月)
最近の成果 ( 研究成果情報 より )
- ニホンアマガエル幼生の水稲用農薬に対する感受性 (2014)
- ヒ素をメチル化する根圏微生物の単離とその分子機構の解明 −稲に含まれるメチル化ヒ素の謎に迫る− (2014)
- 多検体分析に適したコメ中ヒ素化合物の分析法の開発 (2013)
- 水抽出法を用いた水溶性農薬の作物残留分析で溶媒使用量を削減 (2013)
- 河川付着藻類を用いた農薬の毒性試験マニュアル (2013)
- 穀粒を汚染するかび毒を分解する菌の分解酵素遺伝子の解明 (2013)
- コムギ穂からのかび毒デオキシニバレノール分解菌の分離 (2013)
- イネでは第 I 節位で穂へのカドミウム輸送が制限されている (2012)
- 塩化鉄によるカドミウム汚染水田の実用的土壌洗浄技術 (2010)
- ディルドリン汚染地では、ウリ科作物、根菜類、イモ類の栽培を避けるのが適切 (2010)
- 土壌中におけるジフェニルアルシン酸の化学形態変化とイネへの移行 (2010)
- スズメノナスビの根によるカドミウム吸収抑制を可視化 (2010)
- 水田で使用する農薬の河川における濃度変化を予測し地図上に表示するシミュレーションモデルの開発 (2010)
- 水浄化を目的とした微粉末活性炭タブレットの開発 (2009)
- 水中の有害な有機性化学物質を対象とした分析マニュアル (2009)
- ディルドリンを好気的に分解する糸状菌の単離 (2009)
- メラミン分解細菌を土壌中から発見 (2009)
- 農薬による環境リスクの大きさを計算する確率論的評価法 (2009)
- 殺虫剤の分解物は河川で水生節足動物に影響を及ぼしているのか? (2009)