花き研究所

花が人に与える効果の検証と利用法の開発

担当者名:望月寛子

最近の研究成果

Mochizuki-Kawai H. et al. (2010) Structured floral arrangement programme for improving visuospatial working memory in schizophrenia. Neuropsychological rehabilitation, 20, 624-636.
Abstract, Full text PDF

フラワーアレンジメント製作を繰り返し行うことによって認知機能の維持・改善が認められています。
フラワーアレンジメントを利用した脳機能訓練プログラム

特許申請と商品化

初心者や障害を持った方も気軽に楽しめるフラワーアレンジメント技術を開発しました(特開:2010-57675)。吸水スポンジに付けられた●や▲の印に指定された花材を挿していくだけで、パズルを組み立てるようにフラワーアレンジメントを製作することができます。同技術を利用したフラワーアレンジメント・キット商品は下記店舗で販売しています。

※基本的なフラワーアレンジメント・キットの商品に含まれるもの
生花2種、葉物2種、花器、吸水スポンジ、マニュアル、花材の長さを示す花材棒、ラッピング材、持ち帰り用のビニール袋
アレンジメントキットの内容

※5日間の花持ち保証が付いています
保存状態が良いにもかかわらず納品から5日以内に生花の観賞価値が失われた場合には同等品と交換します(夏期期間は除く)

※店舗、季節や値段によって商品や花持ち保証の内容が異なります
詳しくは各販売店までお問い合わせください

取材情報

2009年2月16日 読売新聞
フラワーアレンジ脳障害リハビリに
2008年12月17日 毎日新聞 地方版
サイエンス最前線:研究者たちの素顔/6 花と脳の関係を検証 /茨城
◇快適さ科学的に解明へ 色や形、香りの反応、データ集め解析--花き研究所・主任研究員、望月寛子さん
2008年12月6日 日刊スポーツ
脳の不思議:海馬以外の側頭葉なども記憶に関係
2008年12月5日 日刊スポーツ
脳の不思議:花を生けて手続き記憶を強化
2008年12月3日 日刊スポーツ
脳の不思議:認知症予防に花がいい
2008年11月16日 毎日新聞 27面
フラワーアレンジメント:脳障害に効果 リハビリで笑顔の花、楽しく脳活性化 /茨城
2008年11月15日 毎日新聞 夕刊 10面
フラワーアレンジメント:笑顔の花、咲かすリハビリ 脳障害に効果
2008年2月6日 常陽新聞 5面
園芸療法 花を使ってリハビリ

研究センター