日本・東アジア原産のマンサク科トサミズキ属で2m程の落葉低木です。イヨミズキ(伊予水木)ともいいます。 春に葉が出るよりも早く、2~3個の丸みのある淡い黄色の小さな鐘のような花を、枝にたくさん垂れ下がって咲かせます。 若干寒さに弱いですが、枝は細くたくさん分岐し半球状になり刈り込みが簡単にできるので、庭木や生け垣としても使われます。
バラ科サクラ属の落葉高木です。奈良時代以前に薬木として中国から持ち帰ったものといわれ、日本の風土によく合い、平安時代に広く普及しました。日本では江戸時代に、たくさんの品種の育成・改良が行われ、現在では300種以上あると言われます。 花芽は一節につき1個となるため、モモと比べると開花時の華やかな印象は薄くなります。花の観賞を目的とする「花梅(はなうめ)」と、実の採取を目的とする「実梅(みうめ)」に分けられ、花梅は「3系9性」に分類されます。