中央農業研究センター

概要

高生産性水田輪作システム

低コスト・安定多収生産の基盤技術

コストパフォーマンスに優れた水田輪作システムを構築する基盤として、水稲と大豆の安定的な多収栽培技術を開発します。水稲では飼料用や米粉用などの新しい需要に適合した超多収品種の生産技術を構築します。大豆では根粒の機能を最大限発揮させる栽培技術を確立します。

関東東海北陸地域の水田輪作システム

水稲、麦、大豆を基幹とする輪作システムや多収で低コストのイネ生産システムを確立することは、わが国の自給率向上に直結する重要な課題です。また、北陸地域では重粘土・多雪条件を克服し、高能率で低コストの水田輪作システムが求められています。

農業経営と地域農業の発展を支える

  • 農業を取り巻く社会経済的条件や自然的条件を科学的に分析するとともに、それらに基づく対応方策の構築を通して、個別経営や地域農業の発展と活性化に寄与していくことが求められています。
  • 農業の6次産業化に向けて、第1次産業と食品産業等との連携を通して新しい地域農業ビジネスモデルの構築に寄与していくことが求められています。

環境保全型農業生産システム

環境にやさしい病害虫・雑草管理

農薬による化学的防除に頼らず、天敵や植生管理などの生物的・耕種 的防除を総合的に組み合わせた総合的病害虫・雑草管理 ( IPM ) は、食の安全・安心を支える大切な技術体系です。

資源循環を進める土壌作物の養分管理

循環型社会に向けて、堆肥等の有機性資源の利用を促進し、過不足 のない養分管理で環境負荷を低減しつつ、土壌中の微生物や作物の 機能を活用した土壌管理技術が求められています。

有機農業成立条件の科学的解明と栽培技術

先進的な有機栽培農家で実施されている病害虫・雑草抑制技術、養分管理技術等のメカニズムを科学的に解明します。また、田畑輪換を活用した水田機輪作や畑輪作などのモデル体系を構築し、有機農産物の生産拡大と持続的な農業の推進に貢献します。

次世代を拓く革新的技術開発

高度生産管理支援システム

次世代に向けた魅力ある農業生産システムの確立や生産管理支援技術の開発には、ロボットなどの精密・自動化技術やIT技術などの革新的技術開発が必要不可欠です。

地球規模の課題への対応

気候変動に対応した農業を支援する作物モデルの開発、高温障害リスク低減のための栽培管理支援システムを構築します。またナタネ・ヒマワリ等からの高品質な食用油、効率的なバイオ燃料製造システムを開発し、温暖化防止に貢献します。

新品種の開発とそのための革新的技術

食料の自給率向上と安定供給のために水稲等の収量の飛躍的向上や用途拡大が求められています。そこで、水稲、大麦の新しい用途の品種を育成するとともに多収性や環境ストレス耐性等の解明と育種素材の開発、DNAマーカーの活用等により育種の効率化を進めます。

法人番号 7050005005207